2022/04/24 17:00
前回の釣りにてMUSTANPLUG100Sの破損から出力後の検査を行い、グライドロールにもサポート方法の違いによる強度低下箇所が目視確認できました。(2022年3月11日、27日に変更したデータが対象。ボディ形状は変更なし)
3Dプリンタ出力データのサポート方法変更に伴う強度低下箇所の発生です。
ここでいう「サポート方法」とは、出力時にボディの精度を保つための補助をする柱のような支えです。
原因としては、グライドロール100、90、マスタンプラグ100S形状の3DCADデータと、変更したサポート方法の相性がよろしくない可能性が高く、形状に異なる箇所が確認できます。この点が強度不足になりうる可能性が高いと推測結果としました。
変更後、受注したものはありません。
また2022年3月11日以前のモデルは、改善したサポート方法は、前のモデルと同じですのでご理解ください。
2年前にも、サポート方法とボディの相性や問題点を検証しておりますが、特に注意しなければならないチェック項目として記録はもちらん、今後の制作時における再発防止チェックに努めていきます。
MUSTANPLUG100Sも、サポート方法の改善後、強度不足箇所がないことが確認致しました。
これだけの原因とは限りませんので、制作時のチェックや加工過程などに注視していき、より良い方法を模索していきますので、どうぞ今後ともよろしくお願い致します。



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